介護職員初任者研修って何?

介護職員初任者研修は簡単にいうと「これまでのホームヘルパー2級」です。
これまで介護に関する資格はさまざまなものがあり、それぞれの違いが素人にはわかりにくくなっていました。
それをわかりやすく統合し、混乱をなくすという目的で作られたのが介護職員初任者研修です。

 

「研修」という言葉で終わるので、ホームヘルパー2級のようにいまいち
資格というイメージがわかないかもしれませんが、内容としては同じものです。

 

介護職員として必要な研修を終えた、という意味

この「研修」というのは「介護職員として必要な研修を終えた」という
意味です。ホームヘルパー2級にしても1級にしても、介護福祉士に
しても、それぞれ当然研修は積みます。その内容は共通する
部分も多いので「研修を終えた人は、すべて共通の資格で
認めてしまってもいいのでは」ということになったわけです。

 

すべてが統合されたわけではありませんが、
ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に統合されました。

これまでも介護職員基礎研修というものはあった

この「研修」で終わる資格の名前は、一般の人にはなじみが薄いものだと思います。
しかし介護の世界には前々からあって、介護職員基礎研修という資格がありました。
なので、それが「初任者」という風に単語が変わって、新しい資格名が創設された
ようなものなのです。

 

なので、一般の人からすると少し違和感がありますが、
介護の世界の人々からすると、それほどの違和感はないようです。

内容は何を学ぶのか、何が必要なのか

これは従来のホームヘルパー2級とほとんど変わりありません。介護をする上で必要な知識、技術、考え方のプロセスなどです。この考え方のプロセスというのは要するに「介護という職業は何のためにあるのか」とか「介護で忘れてはならないことは何か」というような「理念」のような部分です。

 

なぜそういうことを学ぶのが必要なのか

こういう精神的な部分は資格で保証するようなことではない、
とかんがえる人もいるでしょう。しかし、こういう精神的な部分こそ
むしろ必要なのです。人間は繰り返し口にしていることは、
自然と行動として出てきます。これはマザー・テレサのいう
「思考に注意しなさい」という言葉でも知られています。

 

 

介護でほんとうに大切なことを研修や資格の中で
繰り返し言葉として唱えてもらうことで、その人の潜在意識まで
それを刷り込むということが必要なのです。